「波止分校のおはなしを聞く」は7/24(火)18:00〜、予定通り元・波止分校で行いました。かがり火をたいて、「分校に人が入りますよ」と狼煙を上げる感じでした。
波止区の方を中心に、島内、となりの海士町、本土からのお客様、あわせて30余名での会となりました。夕方6時開始で、まだ日が有るうちに「あぶっこ」で「やきめし」をしました。
参加者の一人小原さんの臨場感有る>>
写真アルバム<<がこちらです。
「やきめし」といっても、チャーハンではなく西ノ島では手作りのみそ(=なめみそ)をのせた焼おにぎりをそう呼びます。やきめしのエピソードは前に沖光さんの奥様から「鍛冶工房の職人さん達の昼飯は、母屋の囲炉裏であぶっこをならべて大きなやきめしを焼いていた。」とお聞きしてました。
あぶっこは、五徳と焼き網を一緒にしたような沖光製品です。囲炉裏が使われなくなって見なくなったそうですが、焼火神社の社務所では現役だそうです。参加いただいた区のお母様方に焼き方を教わりました。さすがの手際です。
そして、ビールとやきめし、焼き物を手に、みなさんと車座になって分校の思い出をお聞きしました。
波止区からゲストの松新俊典さんは、現在残る分校校舎と、ご自身が通った旧校舎のこと。まだゆるーい時代のエピソードなどご紹介くださいました。
もうお一人のゲスト、東京から駆けつけて下さった相澤久美さんは、ほんとうに聞き上手。彼女がいるだけで区の方だけでなく参加した多くの方から、とにかく話が飛び出します。
日が落ちてから、砂鉄の物語がここ4年間、西ノ島でどんなことをしてきたかをまとめた映像の上映をしました。波止区のみなさんに自己紹介といったところです。
映像はyoutubeでどうぞ>>
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2008~2009年「小だたら」
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2010年「沖光さん」
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2011年「美田小」
かがり火を見ながら、みな自然と打ち解けていきます。
本土から参加いただいた三上さんは、わざわざドーナツ盤レコードを持参下さい、雰囲気作りに一役かって下さいました。
つぎはお盆あけに「人と道具」の取材を予定しています。またおつきあい下さい。