最終章の展示から続くストーリーは、大きく2つです。
一つは、「最終章」立体造型を移設して、恒久設置にすること。
もう一つは、沖光さんの鍛冶製品を自分で使ったり、現役で使われている方を訪ねたりする事です。
手始めに、「わかめ鎌」を使いました。

場所は西ノ島の波止(はし)の海岸。小たたらをした場所です。
わかめ鎌は、文字通りわかめを刈り取るのに適した形の鎌で、
刃が細く長いです。鎌で根本近くを切り、引っ掛けてすくい取ります。

わかめは、だいぶ大きくなってきており、めかぶもこんな感じで膨らんでいます。

この日は、その他の海藻(ソゾ、アラメ)も取りました。
わかめは、湯通し、きんぴら、
メカブは、オーブントースター焼き
ソゾは、みそ汁
にして、美味しく頂きました。

ご一緒した宮司松浦さんは、「ソゾはもう時期が遅く、10分の1の香りだ」とおっしゃってます。その分、癖が無いともいえますか。
翌日には、アカモク(ホンダワラのなかま)も頂きました。
海の神様、鉄の神様、ありがとうございます。
# by satetuno | 2012-03-20 12:20 | 砂鉄の物語・続編