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【人と道具】菊光(鍛冶場)


10数年前に使われなくなった隠岐西ノ島の菊光(鍛冶場)をたずねた。今年は砂鉄の物語で、人と道具をテーマに岡田毅志と取材を重ねている。
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今回の話は、旧美田小学校で毎月ひらかれている『わがとこ茶屋』に、隠岐アートトライアル企画の茶話会「本のおはなし」 で訪ねた事がきっかけとなった。『わがとこ茶屋』の中心メンバーである佐倉さんが、菊光さんの娘さんであることを知った。

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今回は菊光と鍛冶場の道具を取材する予定だったが、案内して頂いた娘さんでもある佐倉さんの父との思い出に心が打たれた。大切にしていた鍛冶の本と日本刀の図を拝見させて頂いた。

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92歳まで鍛治を現役でされていた鍛冶場は、10数年前当時のままであるのだろう。ただ時間だけが忍び寄っていた。いつしか取材は佐倉さんと鍛冶場に変わっていた。当時の思い出に、まるで無音に近い雪のように静かに積み重なっていた。一つ一つの道具には興味は薄れ、まるで一固まりの大地の様にみえて美しかった。
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左から岡田毅志 佐倉さん、田島史朗

by satetuno | 2012-08-29 11:16 | 人と道具  

【人と道具】だるまやさんの潜り漁/あわびおこし

8/20の午前中、西ノ島でお世話になっている、だるまや(安達覚)さんが、潜り漁をするところを見に行きました。
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映像はこちら>youtube
映像の中に、「あわびおこし」という「へら」のような道具で、鮑を一瞬ではがしとるところが、映っています。水深は8〜10mぐらいでしょうか。普段はスーツ、フード、ウエイト、手袋の装備をされているそうですが、この日は私たちにあわせて、短時間で比較的浅い所だからでしょうか、裸のままでみせてくれました。【人と道具】だるまやさんの潜り漁/あわびおこし_a0122123_9222587.jpg

普段は水深20mぐらいの所でとっているそうです。

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こちらが「あわびおこし」と呼んでいる道具です。元はナイフを自分で加工して専用の道具にしているとのことです。ナイフのままだと傷がつきやすく、出荷する時に値が落ちるので、この道具を使っているそうです。

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だるまやさん、ありがとう。

by satetuno | 2012-08-22 20:39 | 人と道具  

「波止分校のおはなし」と「あぶっこ」

「波止分校のおはなしを聞く」は7/24(火)18:00〜、予定通り元・波止分校で行いました。かがり火をたいて、「分校に人が入りますよ」と狼煙を上げる感じでした。
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波止区の方を中心に、島内、となりの海士町、本土からのお客様、あわせて30余名での会となりました。夕方6時開始で、まだ日が有るうちに「あぶっこ」で「やきめし」をしました。「波止分校のおはなし」と「あぶっこ」_a0122123_1184647.jpg

参加者の一人小原さんの臨場感有る>>写真アルバム<<がこちらです。

「やきめし」といっても、チャーハンではなく西ノ島では手作りのみそ(=なめみそ)をのせた焼おにぎりをそう呼びます。やきめしのエピソードは前に沖光さんの奥様から「鍛冶工房の職人さん達の昼飯は、母屋の囲炉裏であぶっこをならべて大きなやきめしを焼いていた。」とお聞きしてました。「波止分校のおはなし」と「あぶっこ」_a0122123_11185777.jpg
あぶっこは、五徳と焼き網を一緒にしたような沖光製品です。囲炉裏が使われなくなって見なくなったそうですが、焼火神社の社務所では現役だそうです。参加いただいた区のお母様方に焼き方を教わりました。さすがの手際です。

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そして、ビールとやきめし、焼き物を手に、みなさんと車座になって分校の思い出をお聞きしました。

「波止分校のおはなし」と「あぶっこ」_a0122123_11422684.jpg波止区からゲストの松新俊典さんは、現在残る分校校舎と、ご自身が通った旧校舎のこと。まだゆるーい時代のエピソードなどご紹介くださいました。

もうお一人のゲスト、東京から駆けつけて下さった相澤久美さんは、ほんとうに聞き上手。彼女がいるだけで区の方だけでなく参加した多くの方から、とにかく話が飛び出します。


日が落ちてから、砂鉄の物語がここ4年間、西ノ島でどんなことをしてきたかをまとめた映像の上映をしました。波止区のみなさんに自己紹介といったところです。「波止分校のおはなし」と「あぶっこ」_a0122123_11295548.jpg

映像はyoutubeでどうぞ>>
>>2008~2009年「小だたら」
>>2010年「沖光さん」
>>2011年「美田小」

かがり火を見ながら、みな自然と打ち解けていきます。
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本土から参加いただいた三上さんは、わざわざドーナツ盤レコードを持参下さい、雰囲気作りに一役かって下さいました。

つぎはお盆あけに「人と道具」の取材を予定しています。またおつきあい下さい。

by satetuno | 2012-08-01 12:19 | 人と道具  

砂鉄の物語・最終章

「砂鉄の物語・最終章」がついに出現しました。
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現在、2011年9/14の夕方から始まった
隠岐アートトライアル2011「美田小の実験」〜夜の展覧会〜の会場一室に
立体造型を展示しています。

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鍛冶・沖光さんから頂いた「松」と外浜の「砂鉄」からなる約2m立法のかたまりです。
展示は19日まで。
その後もすぐには解体しませんが、いつまで現状であるかは未定です。

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ぜひご覧いただきたいと思います。

by satetuno | 2011-09-16 01:14 | 砂鉄の物語・続編  

美田小学校での活動プランをイメージする

5/1~5/4、田島、岡田の2人で西ノ島入りしました。


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5ヶ月後、2011年9月に「元・美田小学校」で公開する展覧会プランをつめるためです。
今回こだわっている対象は
【砂鉄】物質素材そのものに立ち返る。
【漂着物】砂鉄もその一つととらえてみる。
【学校】閉校したこの場所。
【時間】タイミングにこだわる(活動期間、展示時間)


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共通するキーワードは「流れ」とか「連なり」


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今回の展示空間はそれら大きな結節点という感じにします。

by satetuno | 2011-05-06 11:14 | 砂鉄の物語・続編